Master[ Admin ::: Write ::: Comment ]
〜 ゲンザイチョウセイチュウ。〜
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

精油のことを調べてると、時々ビックラこくことがある。
それは、全然知らない精油が実は自分の耳に馴染んだ名前であったりすることが多いからだ。

これは聖書に馴染んだ人間特有の驚きかも知れない。
ユダヤ人の納税に精油が使われた聖書の時代。
自分の頭に浮かんでくるのは、まず 薄荷・いのんど・クミン  の3つ。

薄荷は普通にニホンハッカもあるし、ペパーミントもそれだし。
クミンは今では台所で有名すぎ。
いのんどはWikipediaでうっかり「いのんど」とひらがなで検索したためしばらくどういう植物か知らなかった。
よくよく調べると、このイノンドは英名で「ディル(dill)」種の部分を精油にするため「ディルシード」というオイル名だということが分かった時は少しビックラ〜。マイナーな部類に属するから初めの頃は存在すら知らなかったけど。

検索して色々な精油のサイトをみているうち、気になってきた名前が今回のスパイクナード
“スパイク”という単語は「ラベンダー・スパイク」という、精油としては一般にあまり流通していないラベンダーの一種の名前に入ってた。
ええっと…和Wikiには出てないから翻訳…と…


和名:カンショウ
NardostachysグランディフローラまたはNardostachysジャタマンシ ;とも呼ばれるカンショウ 、 ナーディン 、およびmuskroot…
… ナルド油の香水、お香、鎮静剤としては……

…ナルド???

♪なーるどのーつぼー なーらねどーーー♪
(賛美歌391番・イイ曲)
のナルドですか????

ナルドの壺
 =チョー高価な油入りの壺
  =すっごく有名な聖書のシーン


・・・というイメージが湧くでしょう普通、
聖書の読者だったことがある人は。
20世紀も前の、しかも神聖な雰囲気を纏う場面で登場する
アイテム、しかもチョー高いとくれば、それが現在でも
手に入る物として流通しているとは想像だにしなかった・・・!!

ナードまたはスパイクナード、バレリアンの近縁種らしく、イコールとされることもあるそうな。
インディアン バレリアン ルート(Indian valerian root oil)という名前のことも。
あ、バレリアンて聞いたことあるな。どっかで。


ラベンダー・スパイク
Lavender Spike(学名:Lavandula latifolia)
真正ラベンダー(angustifolia)より刺激が強く、リラックスというよりリフレッシュ系

スパイクナード
SPIKENARD(学名:Nardostachys jatamansi)
学名にナルドが入ってるんですな。アンチエイジングの油として重用されてきたみたい
和Wikiでは「オミナエシ科」にカンショウコウ(Nardostachys-)として掲載がある。
PR
自分は、なんであの時、振り返ったんだろう。

最近、キャンプによく出かけていた頃のことを思い出す。
洗面道具やスウェットやおっもい聖書、全部自前で持って行って。
圧縮下手な自分のバッグは肩にめり込んだ。あとは遙々電車を乗り継ぎ…
今考えると、若さだったなー、と…。
力持ちになった理由はこのへんにあるかも…

軽井沢にも数回行った。
あの日、多分自分が一番最後のキャンパーだったと思う。
よく晴れて少し風が吹いてた。そして振り返った。
別にロトの妻みたいに塩柱になりたかった訳ではない。
でも“そこには風が吹いているだけ”の歌の通り、何もなかった。

あの日を最後に、軽井沢のキャンプには行っていない。
最初に行った日は、自分を含め数人しか予定時間まで揃ってなくて、
大阪からのキャラバン隊も大渋滞に飲み込まれていた。
互いに知ってるゴスペルソングを歌いながらみんなの到着を待ってた。
小さな窓の外の空はきれいな紺色に沈んでいった。

自分の心はまだその時間の中に座り続けてる。 
ギターひとつと、少ない楽譜と… みんなを待ちながら。


≪ Back 

[1] [2] [3] [4] [5] [6]
Powered by NinjaBlog Copyright(c) キオクノ キレハシ All Rights Reserved.
designed:Himawari-you Material:700km 忍者ブログ
 
[PR]